6月25日の阪神7R・3歳上1勝クラス(芝2200メートル=10頭立て)で、
河原田菜々騎手=栗東・
渡辺薫彦厩舎=が単勝10番人気の
プリマヴィータ(牝4歳、栗東・服部利之厩舎、父
ハービンジャー)で騎乗停止明け初勝利を挙げた。同騎手は競馬開催中にスマートフォンを不適切に使用したことにより、5月13日から6月11日まで30日間の騎乗停止処分を受け、先週から復帰した。勝ち時計は2分12秒7(良)。
道中は2番手を10馬身以上離す大逃げ。しぶとい脚で粘り、2着
ジューンアヲニヨシ(
池添謙一騎手)に5馬身差をつけて押し切った。なお、阪神6Rでは同様の処分を受けていた角田大河騎手=栗東・
石橋守厩舎=が戦列復帰後初勝利を挙げている。
河原田菜々騎手(
プリマヴィータ=1着)「私の件でファンの皆さま、オーナー、厩舎関係者の皆さまにご迷惑をおかけしたにも関わらず、こうしたチャンスのある馬の依頼をいただいて感謝しています。(レースは)逃げようとは思っていました。私の経験不足からペースが分からなかったのですが、馬が最後まで頑張ってくれて感謝したいです。
宝塚記念の日に勝ててうれしいです。これからも1つ1つ、1頭1頭を大切に乗って頑張ります」
スポーツ報知