◇G1・
宝塚記念(2023年6月25日 阪神芝2200メートル)
上半期を締めくくる春の
グランプリ「
宝塚記念」は、ファン投票1位の
イクイノックス(牡4=木村)が制し、G1を4連勝。「ロンジンワールドベストホースランキング」で世界1位の貫禄を見せつけた。勝ち時計は2分11秒2。
10番人気の
スルーセブンシーズ(牝5=尾関)が
イクイノックスとクビ差の2着と健闘。騎乗した池添は「悔しかった。返し馬の時から具合の良さは感じていた。ゲート裏で待っている時も自分からいい雰囲気を出して、一発あるなと。ゲートは普通に出たが、他が速く、中団と考えたが、リズム重視で結果的に最後方に。直線は
ジオグリフがいて、そこから内に切り替えるロス。あと一歩のところまで迫っているから、切り替えたところだけだと悔いが残りますね。
ドリームジャーニーの子で(
宝塚記念を)勝ちたかった」と話した。
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宝塚記念 有馬記念が暮れの
グランプリなら
宝塚記念はサマー
グランプリ。ファン投票選出のスターホースが夢を乗せて走る。有馬は有馬頼寧(よりやす)
JRA2代目理事長の名字、宝塚は阪神がある宝塚市。
有馬記念が創設され、それから4年後の60年に阪神芝1800メートルでスタート。61年に2000メートル、66年に2200メートルに延長された。
スポニチ