「
ラジオNIKKEI賞・G3」(7月2日、福島)
主役は1勝クラスを5馬身差で圧勝した
レーベンスティール。3番手追走から直線に向くと、上がり3F33秒0の決め手で後続を突き放した。体質の弱さから出世は遅れたが、先々は大きいところを狙える器だ。
白百合Sでオープン初Vを決めた
バルサムノート。後方で脚をため、直線で内にもたれながらも、鋭い伸びを見せてきっちり差し切った。芝1800メートルは2戦2勝と負け知らず。重賞Vを狙ってみちのくに乗り込む。
鋭い決め手を発揮して、
スイートピーSを制した
ウヴァロヴァイト。その後は優先出走権を獲得した
オークスには進まず、放牧に出され英気を養った。1週前追い切りは、美浦Wの併せ馬で6F85秒2-11秒2。絶好の動きで0秒1先着を果たした。態勢は万全だ。
近2戦は案外な
オメガリッチマンだが、2走前の
毎日杯は直線で前が壁になって追えない不利。前走の
京都新聞杯は最後止まったように距離が長かった印象だ。年明けの
京成杯ではのちの
皐月賞馬
ソールオリエンスの2着に食い込んだように、脚力が高いのは間違いない。
未勝利→1クラスを連勝中の
エルトンバローズ。2戦とも完勝と言える内容で、ここにきての成長力が著しい。1週前追い切りでは迫力満点の走りで最先着を果たしており、タイトル奪取へ不安はない。
提供:デイリースポーツ