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ラジオNIKKEI賞・G3(7月2日、福島・芝1800メートル)
前走で東京の芝1600メートルを逃げ切り、2勝目を手にした
シルトホルンが面白い存在だ。
最大の持ち味は安定した先行力がありながらも、ラストもしっかりと末脚が繰り出せる点。前走は
大野拓弥騎手の好騎乗も見逃せないが、相手の出方次第で控える
スタイルはすでに板についている。その強みを存分に生かすことができる開幕週の福島は、まさに絶好の舞台設定だろう。
前走時の中間は、鞍上に加えて陣営も成長度や仕上がりに関してトーンが高かっただけに、今回もしっかりとチェックしたい。(石行 佑介)
スポーツ報知