JRAは2023年秋から2025年春まで、阪神競馬場のリフレッシュ工事に着手する。26日、ホームページ上で発表した。
現スタンドの建物本体(1991年竣工)を維持しつつ、新しい時代にふさわしい競馬場となるよう様々な
アップデートを行う予定。また、屋内スマートシートは塗装替えしたうえで再利用するなど、環境負荷低減を視野に入れた整備を行う。
工事は2023年秋から2025年春までを予定している。期間中は競馬場正門前に仮設の投票所を設置し、勝馬投票券の発売・払戻を実施。なお、開催休止期間については、開催日割の発表をもってお知らせする。
工事の概要は以下の通り。
(1)観覧席の改修およびプライベートブース・グループルーム等の新設
より快適にレースを観戦できるよう、座席幅や席間隔をゆとりある仕様に変更。プライベートを重視したブース型シートやグループで利用できる観戦ルーム・ボックスシートを新設する。
(2)スタンド内各所の再整備
より充実した時間を競馬場で過ごせるよう、スタンド内各スペースの配置を見直し。オープンで快適なフードコート、ラグジュアリートイレ等を設置する。
(3)ファミリーゾーンの充実
ファミリーでも楽しめるよう、公園地区に近いスタンド東エリア(1階)では、ファミリー飲食スペースの充実を図るとともに、子供向けの屋内遊具を新設する。
(4)検量エリアの改修
リフレッシュ工事の一環として、競走がより円滑に行えるよう検量エリアの拡張を行う。
(
JRAのホームページより)