貫禄の走りで宝塚記念を制し、ＧＩ４連勝を飾ったイクイノックス（牡４歳、美浦・木村、写真）は一夜明けた２６日、この中間に滞在した栗東トレセンの出張馬房で疲れを癒やした。レース後は午後８時過ぎに帰厩。楠助手は「ヒヤヒヤしましたが、勝ってくれてホッとしました」と胸をなで下ろし、「まずまずカイバを食べてくれていますし、見た目に極端なダメージはないですね」と無事を喜んだ。

　この後は２７日に美浦トレセンへ戻り、状態を確認して放牧に出される予定。「栗東の関係者の皆さんが気を使ってくれたことがありがたかった。イクイノックスにとってもスタッフにとっても、次に自信を持てる３週間でした」と感謝の意を伝えた。

提供：デイリースポーツ