中京11Rの
CBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)は
トゥラヴェスーラ(牡8、栗東・
高橋康之厩舎)で勝負する。
いくら走っても人気を集めない馬だ。古馬になって以降の重賞での馬券圏内3回を振り返ると、21年京王杯ス
プリングC(2着)が10番人気、22年
阪急杯(2着)が9番人気、そして今年の
高松宮記念(3着)が13番人気。さらに3回ある4着も16番人気、7番人気、6番人気だから、非常に馬券妙味のある馬といえるだろう。
中京芝1200mは21年に
淀短距離Sを制し、
高松宮記念でも4着、4着、3着と3年連続で好走しているベスト舞台。ハンデの58kgが嫌われるかもしれないが、実は前々走の
高松宮記念・3着で経験している。
マッドクールが58.5kg、
エイシンスポッターが57.5kgと、それぞれ未経験の酷量を背負うことと比較すれば、恵量といえるだろう。条件の揃った今回、悲願のタイトル奪取を期待したい。