7/2(日)は福島・中京・函館の3場開催。天気は福島と中京が晴れ時々曇り、函館が晴れ一時雨の予報となっている。

■3歳ハンデ重賞・ラジオNIKKEI賞
　福島11Rは芝1800mのラジオNIKKEI賞(GIII)。過去10年で1番人気が僅か2勝という波乱含みの3歳限定のハンデ重賞で、白百合Sの勝ち馬バルサムノートがトップハンデの57kgで出走。他には、昨年のサウジアラビアRCで大逃げ披露し沸かせたグラニットが55kg、デビュー4戦4連対のレーベンスティールが56kgの斤量となっている。

■CBC賞はマッドクールが中心
　中京11Rは芝1200mのCBC賞(GIII)。サマースプリントシリーズの2戦目で、マッドクールが人気に推されそう。2走前のシルクロードSでは重賞初挑戦ながらファストフォースやナムラクレアといったGIクラス相手に僅差の3着に好走した実力馬。他には重賞初騎乗を迎える永島まなみ騎手とタッグを組むアビエルトや、鞍馬Sを制したエイシンスポッターなどが出走する。

■函館メインの巴賞にドーブネなど
　函館11Rは芝1800mの巴賞(OP)。函館記念や札幌記念に向けた一戦で、中山記念で3着だった5億円馬ドーブネ、金鯱賞で3着だったアラタなど重賞活躍馬が参戦する。また、ホッカイドウ競馬所属の重賞5勝馬シルトプレはここで初めて芝のレースに挑む。

■混戦の福島最終レース
　福島12Rは芝1200mの3歳以上1勝クラス。出走16頭のうち前走3着以内に入った馬は不在で、10頭は前走10着以下というメンバー構成になり混戦模様。人気は、長期休養明け2走目となるサトノブラーヴ、同級の好走歴があるコスモアディラートあたりが集めることになりそう。

■福島5Rの新馬戦にレイデラルースなど
　福島5Rは芝1800mの新馬戦。新種牡馬レイデオロ産駒のレイデラルース、スワーヴリチャード産駒のシャパリュ、ナサニエル産駒のゴードンテソーロなどがデビュー。

■中京5Rでルージュスタニングが初陣
　中京5Rは芝1600mの新馬戦。ルージュスタニングはイントゥミスチーフ産駒の牝馬で、母のボインビューティーは米G1を4勝したアロゲートの妹にあたる血統。坂井瑠星騎手とのコンビでデビュー勝ちを狙う。

■函館5Rでカンジなどがデビュー
　函館5Rは芝1800mの新馬戦。外国産馬のカンジ、キズナ産駒のリヤンイヴェールなどが出走し5頭立て。

■ディアマンミノルが障害デビュー
　中京1Rに組まれている障害未勝利で、ディアマンミノルが障害デビュー。同馬はオープンを1勝しており、重賞にも多く参戦して4着が3回。中村将之騎手を背に出走する。他にも、平地3勝クラス馬ロックユーやセブンデイズらが障害初出走。

■地方では2重賞
　盛岡競馬場では18時15分に岩鷲賞が行われ、3連覇がかかるキラットダイヤなどが出走。帯広競馬場では20時05分に4歳限定の柏林賞が行われ、重賞5勝馬キングフェスタなどが出走する。