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ラジオNIKKEI賞・G3」(2日、福島)
西村淳騎乗の3番人気
エルトンバローズが直線抜け出して重賞初制覇を決めた。勝ちタイムは1分46秒9(良)。2着は4番人気の
シルトホルン。単勝1・9倍に支持された1番人気の
レーベンスティールは差し届かず3着に敗れ、3連単5万60円の高配当となった。
レースは
グラニットがハナを主張。
エルトンバローズは3番手インの好位を確保すると、直線余裕を持って抜け出した。
ガッツポーズを繰り出した西村淳は「馬が頑張っているところで人間が派手な
ガッツポーズをするのはどうかと思いますが、自然に出ちゃいましたね」と会心の勝利を喜んだ。2連勝中の1600メートルから200メートル距離を延長してのレースにも「距離は不安はなかった。1コーナーの入りがすごく良かったので、邪魔をせず直線を迎えようと思った」と振り返った。
今年4月にキャリア5戦目で未勝利戦を制すと、そこから3連勝。一気にタイトルをつかみ取った。秋に向けてさらなる飛躍が待たれる。
提供:デイリースポーツ