福島11Rの第72回
ラジオNIKKEI賞(3歳GIII・芝1800m)は3番人気
エルトンバローズ(
西村淳也騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒9(良)。半馬身差の2着に4番人気
シルトホルン、さらにハナ差の3着に1番人気
レーベンスティールが入った。
エルトンバローズは栗東・
杉山晴紀厩舎の3歳牡馬で、父
ディープブリランテ、
母ショウナンカラット(母の
父ブライアンズタイム)。通算成績は7戦3勝。
レース後のコメント
1着
エルトンバローズ(
西村淳也騎手)
「
エルトンバローズとコンビを組ませていただいて今回で3戦目ですが、一戦一戦成長してくれていますし、本当に嬉しいです。今回は小回りコースなので、まずはいいスタートを切れるように考えました。とてもいいポジションにおさまることができました。
向正面も
リラックスして走れましたし、これで負けたら仕方がないという雰囲気でした。4コーナーの手応えも抜群でした。この馬の強みは競馬が上手なところです。まだまだ成長すると思いますし、もっと上を目指せる馬だと思いますからこれからも期待したいです」
(
杉山晴紀調教師)
「6番枠が良かったので、この枠を生かしてと思っていました。状態がすごく良く、重賞に挑戦できるだけのデキにありました。ただ、ワンターンの1600mでしか勝っていなかったので、コーナー4つの1800mがどうかと思いましたが、
西村淳也騎手はとにかく福島が上手なので、今日はジョッキーに満点をあげたいと思います。
元々、ハミにもたれるようなところがあり、追って甘いところがありましたが、トモがバンとして終いがしっかりしてきました。この後、夏は休ませて、秋は京都の1600mでも勝っていますし、究極的にはマイル
チャンピオンシップなどを狙えたらと思います」
2着
シルトホルン(
大野拓弥騎手)
「スタートが決まって、競馬が楽になりました。終始リズム良く走れていましたし、しっかりと反応してくれました」
3着
レーベンスティール(
戸崎圭太騎手)
「もう少しポジションを取るべきでした。馬の状態はすごく良かったです。直線では動ける感じだったので、(逆に)他に迷惑をかけてしまいました。申し訳なかったです」
4着
バルサムノート(
松岡正海騎手)
「ペースアップできないかなという感じがありました。さらに経験を積んでくれれば良くなると思います」
6着
グラニット(
嶋田純次騎手)
「スタートはいつもよりゆっくり出ました。それでも何が何でも行こうと思っていましたし、行ってからは手応えが良かったです。ペースが流れていたので、苦しくなっていましたが、最後も渋太く粘ってくれていました」
7着
アイスグリーン(
幸英明騎手)
「器用さが足りないところがあるので、その辺が良くなればもっとやれると思います」
13着
シーウィザード(
三浦皇成騎手)
「位置を取りに行きたかったのですが、ゲートを上手く出られなかったです。脚を使っていましたが、かわいそうな競馬になってしまいました」
ラジオNIKKEI