レイデオロ産駒の
ラケダイモーン(牡2、栗東・
須貝尚介厩舎)が、7月9日の中京5Rの新馬(芝2000m)でデビューする。
ラケダイモーンは父
レイデオロ、
母ラルケット、母の
父ファルブラヴの血統。22年セレクトセール1歳で金子真人ホールディングス(株)が2億2000万円(税抜)で競り落とした。
仕上がりの早い母系だ。
母ラルケットは新馬、
サフラン賞と連勝し、阪神JF(10着)に出走した実績あり。兄姉7頭も新馬で[4-0-2-1]と好成績を残している。それでいて半兄
ステルヴィオ(父
ロードカナロア)は18年
マイルCSを制覇。半姉
ウンブライル(
ロードカナロア)も今年の
NHKマイルCで2着と好走したように、成長力にも富んでいる。2頭の父
ロードカナロアと同じく、
キングカメハメハ直仔の
レイデオロを父に迎えた
ラケダイモーンも活躍を約束された馬といえるだろう。
今年の2歳が
ファーストクロップとなる
レイデオロは、先週までに産駒8頭が走って[0-0-1-7]と未勝利。8頭中7頭が人気以下の着順と苦戦を強いられている。セレクトセールを翌日に控えた一戦、関係者を安心させるためにも、
ラケダイモーンに大きな期待がかかることは間違いない。