今週の日曜日は、福島競馬場で
七夕賞(GIII・芝2000m)が行われます。
過去10年では、レース間隔中9週以上の休み明け馬が3勝2着6回3着4回の成績を残しています。そしてそのうち7頭が6人気以下馬。さらに3頭が10人気以下での激走でした。また、近4年では12、6、7、6人気で毎年1頭ずつ馬券になっており、休養馬の取捨選択が重要な一戦といえそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先々週の
宝塚記念では【残った馬】の
イクイノックスが優勝。さらに10番人気の
スルーセブンシーズが2着、2番人気の
ジャスティンパレスが3着に入り上位を独占! 3連単は1万3,630円の万馬券でした。
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
レース間隔中25週以上(ただし、前走から継続騎乗馬は除く)
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:
シフルマン、
バトルボーン(過去の主な該当馬:21年
ワーケア5人気15着)
過去10年では、レース間隔が中9週以上の馬は13頭が馬券になっていて軽くは扱えない。けれど、中25週以上の約半年以上ぶりの実戦となる馬は[1-0-0-8]とさすがに苦戦している。そして、唯一好走したのは20年の
クレッシェンドラヴだけ。この馬は、同舞台の
福島記念勝ちを収めた
内田博幸騎手が手放さず、継続騎乗で出走してきていた。そこでその点を重視して、前走から騎手が乗り替わった長期休養馬の評価は割り引いてみたい。
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想される
バトルボーンが消去データに該当しました。
ここまでキャリア5戦で4勝を挙げている素質馬です。ただし不安は、3連勝中の
ルメール騎手とのコンビ解消でしょう。もちろん乗り替わった
津村明秀騎手は、新馬戦で騎乗経験があることにくわえ、福島重賞では06年
ラジオNIKKEI賞(
タマモサポート)、15年
福島記念(
ヤマカツエース)、22年
福島牝馬S(
アナザーリリック)で勝利を挙げているコース巧者。今回の
七夕賞を勝てば、史上初の福島4重賞制覇となります。それだけに快挙達成を期待したくもなりますが、反面、馬券的には注目を集めて過剰人気になる可能性もあるため、少し評価を落とす手はありそうです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。