19年ぶりに英国とアイルランドのダービーを制した
ディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡3=A・オブライエン)が、ダートの頂上決戦をも視野に入れていることが判明した。
英競馬
メディア「At The Races」は5日、同馬を共同所有するマイケル・テイバー氏のコメントを掲載。今後は29日の英G1・
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(芝2400メートル)、英インターナショナルS(芝2000メートル)の予定で、同氏は「3週半の間隔があれば、両方走ることができる」としている。
その上で11月上旬に米国で開催されるブ
リーダーズカップ(BC)にも言及。「彼(
オーギュストロダン)は10ハロン(2000メートル)でも十分速い。ブ
リーダーズカップの可能性もある」とし、ダート2000メートルの
BCクラシック挑戦も示唆した。
オーギュストロダンの父は、日本が誇る名馬にして大種牡馬の
ディープインパクト。19年7月にこの世を去ったディープにとって、現3歳が最終世代となる。ディープの
父サンデーサイレンスは89年にラ
イバルの
イージーゴアを下して
BCクラシックを制覇。
オーギュストロダンが
BCクラシックに挑戦すれば、大きな話題となるのは間違いない。
スポニチ