昨年の覇者
エヒトは坂路で木曜追い。序盤からスピード感ある走りで加速ラップを刻んでいく。残り2Fで強めに負荷をかけると一気に駆け上がり、4F50秒4〜1F11秒6を計時した。1週前追いが坂路4F48秒9の自己ベスト。高野助手は「日曜競馬の木曜追いはいつものパターンです。動きに余裕があったし久々でも態勢は整った」と笑みを浮かべた。
サウジアラビアに遠征した前走レッド
シーターフハンデキャップ7着は環境になじめなかったことが一番の敗因。「距離(3000メートル)も長かったが栗東にいる時より
テンションが高く、精神面で苦しんでいた」。帰国後は牧場で英気を養い、じっくり立て直した。高野助手は「順調なのが何より。昨年から重量は4キロ増えるが肉体的にも
パワーアップしているので、こなしてくれるはず」と期待を寄せた。森秀厩舎は先週の
CBC賞を
ジャスパークローネでV。勢いを味方につけ、2週連続の重賞制覇を狙う。
スポニチ