【東西ドキュメント・栗東=6日】
七夕賞に出走する
セイウンハーデスは先月29日のCWコース追い(6F80秒6〜1F11秒0)が秀逸。新谷が注目していた最終追いは木曜朝、開門直後に坂路をサラッと駆け上がった。輸送を考慮したソフトな調整。全体時計は4F53秒7〜1F12秒3も予定通り。終始楽な手応えながらシャープな脚色で、数字が示す以上に動きが良かった。橋口師は「馬なりで時計も指示通り。今朝はブリンカーを着けて集中して走れていた。前走も良かったが、それ以上の仕上がりだと思います」と出来に太鼓判を押した。
今年は競馬法100周年記念で復帰Vを決めると、前走・
新潟大賞典は逃げて2着に粘った。師は「前走は物見をせずに集中していた。2着でも3着を(8馬身)離していたし、内容は良かったと思います」と振り返った。昨年はダービー11着、
菊花賞17着。G1を経験した大きな強みがある。スッと先行できる器用さは小回り福島で威力を発揮すると新谷はみている。
スポニチ