9日の中京5R・新馬戦(芝2000メートル)で、
ラケダイモーン(牡、栗東・須貝厩舎、父
レイデオロ)と、
ドゥマイシング(牡、栗東・矢作厩舎、父
ドゥラメンテ)の“2億円馬”が初勝利をかけて激突する。
須貝厩舎は、函館で白毛の
カルパがデビューした10分後に
ラケダイモーンがスタンバイ。半兄にG1馬
ステルヴィオがおり、昨夏のセレクトセールで2億2000万円の値がついた。担当の榎本助手は「乗り味はいいし、折り合いもつく。2か月乗り込んで息もできている」と仕上がりに納得。
1週前追い切りは川田が騎乗し、栗東・CWコースで6ハロン80秒7―11秒5。「『いい動き』と言っていた。6日の計量で500キロ。どっちかと言えば
パワータイプなので、ヨーイドンよりは時計がかかった方がいいかも」と同助手。雨予報も歓迎で、注目の一戦に臨む。(玉木 宏征)
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ドゥマイシングかなり乗り込んだ】
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ドゥマイシングは、母が18年のフラワーボウルS・米G1(芝10ハロン)を勝っている良血。セレクトセールで2億円で取り引きされた。金羅助手は「ゲートに時間がかかったぶん、ウチの厩舎にしてはかなり乗り込んだ。折り合いはつくし、今のところ気性の難しさも出ていない」と、厩舎として世代初の新馬勝ちを狙っている。
スポーツ報知