函館ダート短距離で手綱がさえ渡った。8日の函館7Rで
古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作=が、1番人気
ルヴェルジェ(牝4歳、栗東・小林)に騎乗してV。2Rに続くダート1000メートル戦2連勝で、今年の13勝目を決めた。この勝利でJRA通算30勝目となり、G1騎乗が可能な通算31勝にリーチをかけた。
序盤は押して好位を確保すると、3角で早くもスピードアップ。直線で力強く抜け出し、後続に3馬身差をつける快勝劇へと導いた。
奈穂は「普段から気負っているタイプで、厩舎と工夫しながら進めてきました。競馬前も厩務員さんになだめてもらいながら競馬に臨めたので、この勝利は皆さんのおかげだと思います」とスタッフの支えに感謝。「レースは馬のリズムを邪魔しないようにして、それで最後までしっかり伸びてくれましたね」と相棒の奮闘をねぎらっていた。
提供:デイリースポーツ