9日の函館5R・2歳新馬戦(芝1800メートル)は道中5〜6番手を追走した単勝1・4倍の断然1番人気
レガレイラ(牝=木村、父
スワーヴリチャード)が逃げ粘る
セットアップを強烈な瞬発力で抜き去ってデビュー勝ちを飾った。
騎乗したルメールは「ずっとマジメでした。最後はいい瞬発力で能力あります。ゲートの中でちょっとナーバスなところはあったけど、走り出してからはいい感じでした。距離もちょうど良かった」と称賛した。
19年
ジャパンCを制した父は現2歳が初世代となる新種牡馬で、半兄に昨秋の
菊花賞4着の
ドゥラドーレス(父
ドゥラメンテ)がいる血統馬。レース後、函館のファンに時間をかけて心良く
サインに応じた木村師は「強い競馬をしてくれました。装鞍所、パドック、返し馬と落ち着いてくれました。ゲートで難しいところがあって、走り出してからはOKでしたが、最後はムチを入れたり、少々雑な競馬にはなりました。相手も凄く強かったですから。今後は気性をコントロールして、走るようになってくれれば。一つ一つ大事に育てていきたい」とさらなる成長を期していた。
スポニチ