中京11Rの第28回
プロキオンステークス(3歳以上GIII・ダート1400m)は2番人気
ドンフランキー(
池添謙一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分23秒0(稍重)。クビ差の2着に1番人気
リメイク、さらに6馬身差の3着に5番人気
オメガレインボーが入った。
ドンフランキーは栗東・
斉藤崇史厩舎の4歳牡馬で、
父ダイワメジャー、
母ウィーミスフランキー(母の父
Sunriver)。通算成績は12戦6勝。
レース後のコメント
1着
ドンフランキー(
池添謙一騎手)
「自分の
スタイルを貫いていこうと思いました。まずスタートを気をつけていましたが、いいスタートを切ってくれました。後は自分のペースでと思いながら進めていきました。
このクラスのレースなので若干流れていると感じましたが、スタミナのある馬なので直線に向くまでは我慢してと思いながら運びました。(この馬は)左回りだと少し内にもたれるところがあって、内ラチに頼って行こうとしましたが、そこはラチに付けないように離してから追い出しました。そこからは真っ直ぐ(ラチを)頼らないで走ってくれました。
外から
リメイクが来ていると感じていましたが、なんとか凌いでくれと思いながら追ってました。厩舎がこれまで大切に使ってくれて、使う毎に成長しています。まだ緩さもあるので、これからも強くなってくれます。
今日も重賞を勝って思い描いた通りの成長をしてくれています。ますます楽しみです」
2着
リメイク(
川田将雅騎手)
「後ろをこれだけ離すほどの走りはしてくれていますが、
ドンフランキーが強かったですね」
(
新谷功一調教師)
「道中の位置取りも良かったですし、距離も問題ありませんでしたし、馬の調子も良かったです。(斤量が)1kgこちらが重い中、よく頑張ってくれています。次走は大井で
東京盃を使って
JBCスプリントに向かう予定です」
3着
オメガレインボー(
藤岡佑介騎手)
「体調は良さそうでした。きょうは展開や枠順の助けが無い中で、大外からまともに競馬をして3着ですから、すごく力をつけている印象です。レースで何かプラス
アルファがあれば、重賞でも勝ち負けという手応えを感じました」
4着
エルバリオ(
西村淳也騎手)
「ポジション的にはいいポジションが取れました。外から来られたらまた伸びてくれました。着実に力をつけてくれています。今後が楽しみです」
5着
メイショウテンスイ(
太宰啓介騎手)
「勝ち馬が強くて離されましたが、早めに手応えが無くなった割には、二枚腰を使ってくれました。力はあります」
6着
メイショウダジン(
酒井学騎手)
「スタートしてから思ったよりも進んでいきませんでした。本当は2着馬の後ろにつけたかったのですが、切り替えてジッとしていきました。ジリジリ脚を使うタイプで、今日もジリジリと脚を使っていました。
スッと動けないぶんの差だと思います。位置を取りに行けるようになれば、重賞でも上位争いができると思います」
7着
オーヴァーネクサス(藤岡康太騎手)
「道中はこの馬のリズムの中で、手応えは良かったです。追い出して反応してくれているのですが、上がりそうで上がり切らないままでした。その中でも脚は使ってくれています」
11着
ブルベアイリーデ(
荻野極騎手)
「ずっと集中して走れていました。4コーナーあたりから脚色が鈍って、手応えが怪しくなってしまいました」
13着
ジレトール(
松山弘平騎手)
「スタート良く、勝ち馬の後ろで競馬ができましたが、得意としている枠では無く、もう少し揉まれない位置で、溜める競馬をしたかったです」
ラジオNIKKEI