福島11Rの第59回
七夕賞(3歳以上GIII・芝2000m)は2番人気
セイウンハーデス(
幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒8(良)。1馬身1/4差の2着に9番人気
ククナ、さらにクビ差の3着に13番人気
ホウオウエミーズが入った。
セイウンハーデスは栗東・
橋口慎介厩舎の4歳牡馬で、父
シルバーステート、
母ハイノリッジ(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は11戦4勝。
レース後のコメント
1着
セイウンハーデス(
幸英明騎手)
「(初重賞制覇に)すごく嬉しいです。2、3番手がいいと思っていたので、思った通りの位置がとれました。道中の手応えも、直線に入ってからの手応えも、ずっと良かったです。少し気を抜くようなところのある馬ですが、ブリンカーをつけてから真面目に走ってくれるようになりました。もともと能力のある馬で、馬の成長もありますし、あまりうまく乗れないこともありましたが乗せてもらって、西山オーナーや橋口調教師、スタッフの方々に感謝しています」
2着
ククナ(
石川裕紀人騎手)
「具合がとても良さそうで、一発狙っていました。勝ち馬はこういうレースをするだろうと思っていましたし、僕の馬は機動力を活かせればチャンスがあると思っていましたし、そういうレースができました。結果だけが残念です」
3着
ホウオウエミーズ(
丸田恭介騎手)
「枠も馬場も良かったですし、何よりスタートが決まったので取りたいポジションを取れました。立ち回りの上手さを生かして、レースとしては完璧でした。頑張ってくれていますが、うまくいっただけに悔しいです」
4着
バトルボーン(
津村明秀騎手)
「戦前の予想とは違い、行きそうな馬が行かずに、行きたくはなかったのですが押し出される形になりました。リズムは良かったと思いますが、目標にされてしまいました。できれば逆の立場で運びたかったです。初の重賞でこれだけ戦えましたし、もっと上を目指せる馬ですからいい経験になったと思います」
5着
レッドランメルト(
田辺裕信騎手)
「自分のリズムで行けました。先行争いがあって体力勝負になればと思ったのですが、落ち着いた流れになりましたからね。それでもいい感じで走っていましたし、いい競馬をしてくれました」
9着
カレンルシェルブル(
斎藤新騎手)
「前回は急かして忙しいレースになっていました。今回はリズムよく、脚をためて行きました。スローペースになってしまいましたが、脚を使えていましたし、この形のほうがいいのではと思います」
14着
フェーングロッテン(
松若風馬騎手)
「前走ぐらいから行きっぷりが悪くなってきていて、どうかと思っていましたが...。今日は悪い方向に向いていました。テンから進んでいかず、馬に気が全然乗っていませんでした」
ラジオNIKKEI