デビュー戦を快勝した
ロータスワンド(牝2、栗東・
中竹和也厩舎)が、函館2歳ステークス(2歳・GIII・芝1200m)で
JRA重賞初制覇を狙う。
ロータスワンドは父
ロードカナロア、
母ルシュクル、母の
父サクラバクシンオーの血統。半姉の
ブランボヌール(
父ディープインパクト)は15年の
函館2歳Sなど重賞2勝、半兄の
ビアンフェ(父
キズナ)も19年の
函館2歳Sなど重賞3勝を挙げている。ここで
ロータスワンドが勝てば、3きょうだいでの同一重賞制覇となる。
血統だけではなく、能力も折り紙付きだ。時計が出やすい開幕週だったこともあるが、初戦の勝ち時計の1分10秒2は、今年の函館芝1200mの2歳戦全11鞍の中で3位。Aコース開催の9鞍に限れば最速だった。兄姉に負けず劣らずのポテンシャルを感じさせるだけに、無傷の2連勝で世代最初の重賞ウイナーの座に上り詰める可能性大だ。