日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2023」初日は10日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで1歳部門が実施された。
昨年の
年度代表馬で世界ランク1位の
イクイノックス、今年の
皐月賞馬
ソールオリエンスを送り出した
キタサンブラックが、大旋風を巻き起こした。
バイヤーから熱視線を送られ、この日上場された6頭の産駒はことごとく高値に。まずは上場番号4番「
インクルードベティの2022」(牡)が、「ダノン」の冠名で知られる(株)ダ
ノックスに3億1000万円で落札された。
牡馬では上場番号81番「
ダイヤモンドディーバの2022」が1億7000万円でロデオ
ジャパン、上場番号92番「
アイムオールレディセクシーの2022」は廣崎利洋HD(株)が落札。上場番号121番「
レッドレイチェルの2022」は3700万円だった。
牝馬では上場番号41番「
アルテリテの2022」を藤田晋氏が8800万円で、上場番号114番「
ファッションプレートの2022」を8200万円で里見治氏が落札した。牡馬は4頭中3頭が1億円を大きく上回り、牝馬も含めた6頭の平均が約1億6283万円に上った。
11日の当歳部門には
キタサンブラック産駒15頭がスタンバイ。とてつもないキタサンフィーバーになりそうだ。
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