「
函館2歳S・G3」(15日、函館)
函館Wで11日、火曜追いを敢行した
レガテアドール。レアなケースではあるが、吉田厩舎にとっては珍しいことではない。タイムは5F70秒4-39秒5-12秒5。仕掛けてからの反応が良く、軽快なフットワークで体調の良さをアピールした。
騎乗した斎藤は「2回使って動きは素軽くなっています」と上積みを強調する。距離を1F延ばした前走で初V。「前走は馬込みの中で競馬ができて、いい経験になりました」。重賞でタイトな競馬が予想されるだけに、2戦のキャリアが一つの武器になるかもしれない。
この中間から函館競馬場内の温泉での調整を取り入れ、雰囲気が良化しているという。落合助手は「これまで発汗が良くなかったけど、温泉に入ってからは代謝が良くなった。いいですね」とうなずく。函館ならではの調整法も
フィットしている。
父はダービー馬
タスティエーラを輩出した
サトノクラウン。2戦目での勝ち上がりだが、素質は重賞のここでも引けは取らない。同助手は「楽しみですよ」と笑顔。温泉効果で身も心も“ととのった”素質馬が、北の大地で世代最初の重賞制覇を狙う。
提供:デイリースポーツ