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【ジャパンダートダービー】地元・大井のミックファイアが3歳ダート王に!22年ぶり無敗3冠の偉業達成

スポニチ
  • 2023年07月12日(水) 20時13分
 ◇Jpn1・ジャパンダートダービー(2023年7月12日 大井ダート2000メートル)

 JRA、地方から11頭が参戦した「ジャパンダートダービー」は、地元・大井のミックファイア(牡=渡辺和)が制し、無傷の6連勝で3歳ダート王のタイトルを獲得。また、01年トーシンブリザード以来となる無敗での南関クラシック3冠も成し遂げた。勝ち時計は2分4秒6。

 武豊騎乗のミトノオー(牡=牧)が先行する流れの中、直線で豪快に差し切り。騎乗した御神本とミックファイアを称えるように、場内には「御神本コール」が巻き起こった。

 御神本は「最高。言葉が見つからない。気持ちを切らさずに最後まで走ってくれた。感謝しかない」とし、「今日のJRAのメンバーは超一流が来たと思っている。強い競馬で勝ちきってくれて今後につながる光が見えてきた。ますます期待してほしい」と胸を張った。

 ミックファイア父シニスターミニスター母マリアージュ(母の父ブライアンズタイム)の血統で通算6戦6勝。クラシック初戦の羽田盃、続く東京ダービーをともに6馬身差で圧勝していた。

 ▼ジャパンダートダービー 96年創設のスーパーダートダービーが前身で、99年に現名称に。当時は羽田盃東京王冠賞東京ダービーが南関東クラシック3冠を形成し、当レースは実質4冠目の位置付け。01年トーシンブリザードは南関3冠と合わせ無敗4冠を達成した。02年からは南関3冠最終戦に。来年から新たなダート3冠路線の整備に伴い、最終冠として10月に移設。名称も「ジャパンダートクラシック」となる。

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