◇Jpn1・
ジャパンダートダービー(2023年7月12日 大井ダート2000メートル)
JRA、地方から11頭が参戦した「
ジャパンダートダービー」は、地元・大井の
ミックファイア(牡=渡辺和)が制し、無傷の6連勝で3歳ダート王のタイトルを獲得。また、01年
トーシンブリザード以来となる無敗での南関クラシック3冠も成し遂げた。勝ち時計は2分4秒6。
武豊騎乗の
ミトノオー(牡=牧)が先行する流れの中、直線で豪快に差し切り。騎乗した御神本と
ミックファイアを称えるように、場内には「御神本コール」が巻き起こった。
御神本は「最高。言葉が見つからない。気持ちを切らさずに最後まで走ってくれた。感謝しかない」とし、「今日の
JRAのメンバーは超一流が来たと思っている。強い競馬で勝ちきってくれて今後につながる光が見えてきた。ますます期待してほしい」と胸を張った。
ミックファイアは
父シニスターミニスター、
母マリアージュ(母の
父ブライアンズタイム)の血統で通算6戦6勝。クラシック初戦の
羽田盃、続く
東京ダービーをともに6馬身差で圧勝していた。
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ジャパンダートダービー 96年創設の
スーパーダートダービーが前身で、99年に現名称に。当時は
羽田盃、
東京王冠賞、
東京ダービーが南関東クラシック3冠を形成し、当レースは実質4冠目の位置付け。01年
トーシンブリザードは南関3冠と合わせ無敗4冠を達成した。02年からは南関3冠最終戦に。来年から新たなダート3冠路線の整備に伴い、最終冠として10月に移設。名称も「
ジャパンダートクラシック」となる。
スポニチ