「
函館2歳S・G3」(15日、函館)
昨年は
ブトンドールで
函館2歳Sを制した
鮫島克駿騎手(26)=栗東・フリー。同じ函館芝1200メートルで新馬戦を勝った牝馬の
コルルディで連覇に挑む。
「400勝目を勝たせてもらった馬ですからね」。
メモリアルVを挙げた馬でもあり、思い入れはある。レースでは積極的にハナを奪い、そのまま押し切った。「直線でステッキを入れてしっぽを振っていたように幼さはあるけど、体調は1回使って良くなっています」とうなずく。精神的な若さはあるものの、初戦でレースセンスの良さを発揮。15頭と多頭数になる今回は、立ち回りのうまさがひとつの武器にもなる。
2年前の21年も
カイカノキセキに騎乗して2着の実績があり、2回出走して連対率は100%。「このレースは2年前が2着で昨年が1着ですし、いい雰囲気で挑めます」と意気込む。現在47勝で全国リーディング8位。自己最多の80勝をマークした昨年を上回るペースで勝ち星を量産する若武者が、相性抜群のレースで今年も存在感を示す。
提供:デイリースポーツ