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【函館記念予想】「格より調子」は通用しない!? 負担となりえる前走勝利

  • 2023年07月15日(土) 16時30分
 今週の日曜日は、函館競馬場で函館記念(GIII・芝2000m)が行われます。

 荒れるハンデ戦というイメージも強い函館の名物重賞ですが、過去10年ではじつは、当日1〜5人気馬が8勝を挙げています。意外に上位人気馬がきっちり勝ち切っているのです。ただし、1人気馬は(1-1-0-8)と信頼度があまり高くない点には注目でしょう。また近3年では、二桁人気の超人気薄馬が4頭も馬券になっており(5着以内なら7頭)、狙ってみる価値は高そうです。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 昨年の函館記念では、【注目の穴馬】のスカーフェイスが3着に!

 先週のプロキオンSでは、【残った馬】のドンフランキーリメイクでのワンツー決着!

 また、春のGIの掉尾を飾る宝塚記念では、【残った馬】のイクイノックスが優勝。さらに10番人気のスルーセブンシーズが2着、2番人気のジャスティンパレスが3着に入り上位を独占! 3連単は1万3,630円の万馬券でした。

 今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走勝利かつレース間隔中1週以内[0-0-0-9]複勝率0%
該当馬:アラタ
(過去の主な該当馬:20年トーラスジェミニ 5人気4着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。

「格より調子」ともいわれるハンデ戦だが、このレースに限れば前走勝利馬は[1-0-1-14]とやや低調で強くは推しにくい。そしてとくに危ういのが、レース間隔が中1週以内と詰まった臨戦過程の馬である。前走勝利による斤量増にくわえ、反動の心配もしておきたいところだ。

 上位人気が予想されるアラタが消去データに該当しました。

 前走の巴賞では、函館芝戦3勝目を挙げています。そのうえ格上のGII戦でも、前々走の金鯱賞で3着となり、おなじ洋芝の昨年の札幌記念でも4着と好走。つまり、適性も能力も非常に高い馬といえるでしょう。ただし、「前走勝利かつレース間隔中1週以内」だった馬は過去10年で9頭出走して、そのうち5頭が1〜2人気の高評価を集めながらいずれも馬券圏外に終わっています。なかでも巴賞勝利馬は[0-0-0-8]なので、人気ならば思い切って疑ってみる手はありそうです。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。

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