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【函館記念予想】1番人気より信頼出来るのは7番人気!? 過去10年データから大荒れ必至の一戦を分析

  • 2023年07月16日(日) 07時35分
 今週も開催は引き続き「福島・中京・函館」の3場。

 異様なまでに暑かった一週間。地域によってまだまだ雨の心配もありそうだ。

 日曜日の重賞は、毎年荒れるハンデ重賞・函館記念(GIII・函館・芝2000m)。今年も荒れるのかどうかが焦点だろう。今週も過去10年データを使って、レース傾向と馬券ヒントを探っていこう。

1. 1番人気より7番人気馬?!

 いつものように、まずは人気上位馬の過去の成績チェックから。

 とにかくこのレースは1番人気馬が不振。過去10年でわずか1勝だけ。勝っているのは19年のマイスタイルしかいない。成績【1-1-0-8】。重賞のなかでもかなり低い信用度となっている。ちなみにそれ以前に勝っている1番人気馬となると、06年のエリモハリアーまで遡らないとならない。

 ちなみに2番人気馬は【2-0-0-8】。3番人気馬は【3-0-2-5】。1〜3番人気馬で一応6勝しているが、上位3番人気までの馬が2・3着になるケースがとにかく少ない。3連系のフォーメーションで馬券を買う場合には、それなりの工夫が必要ということだろう。

 もっとも馬券に絡んでいるのは7番人気馬。成績は【1-2-3-4】で、上位人気馬より成績が良い。昨年もその7番人気馬を推薦したが、ズバリそのハヤヤッコが勝ってくれた。今年も一応気にはしておいたほうが良いかも。

2.トップハンデ馬の成績は?

 馬の取捨を悩ませる要因のひとつがハンデキャップ。

 過去10年のトップハンデは斤量57から58.5キロの範囲。それらを背負った馬たちのなかで勝っているのはわずか1頭だけ、2着が2頭だけ。トップハンデ馬のほうが、1番人気馬よりはわずかに成績いいが、やはり信用度は低いのだ。

 反対に最軽量ハンデ馬は、過去10年、斤量48から54キロの範囲。それらを背負った馬たちはのべ数にすると21頭になるが最高着順は2着。こちらもかなり信用度は低い。トップハンデ馬も最軽量ハンデ馬も積極的には買いづらいようだ。

3.内、外だったらどちらが有利?

 過去10年、1枠から4枠を「内」、5枠から8枠を「外」とすると、1着馬は「内」8頭対「外」2頭で明らかな内有利の傾向にある。

 さらにこれを1着から3着までの馬券圏内30頭データにしても、「内」20頭対「外」10頭。例年、ほぼ16頭のフルゲートで、少頭数となることが少ないレースのせいか、内有利傾向は顕著になっている。2択で迷ったら内枠のほうがいいということなのかもしれない。

4.前走はどこからのローテが良い?

 騎手でいえば、過去10年はすべて違う騎手が勝利している。

 厩舎の東西も関東5勝・関西5勝でまったくのイーブン。

 勝馬のハンデは54〜57.5キロの間で、これもほとんどの馬が当てはまってしまう。あとは前走ローテ。過去10年で多かったのは「前走巴賞」からだが、近2年同ローテ馬は馬券圏内になっていない。しかも「前走巴賞」上位着順はほぼ全滅である。

 そして前走重賞組は大敗していてもあまり問題ないということも特徴。前走で人気を下げている馬こそ狙いとなってくれるようだ。

(netkeiba編集部)

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