7月15日の福島11R・
バーデンバーデンC(芝1200メートル、11頭立て)は、藤田晋氏がオーナーの6番人気
デュガ(牡4歳、栗東・
森秀行厩舎、父
プラクティカルジョーク)が直線で豪快差し切ってオープン入りを決めた。勝ちタイムは1分10秒2(稍重)。
スタート後はスッと控えて後方3番手からレースを展開。やや速めの流れを慌てずじっくりと構えた。4コーナーではただ1頭、馬場の荒れた内を選択。直線ではそのまま内ラチ沿いを懸命に伸び、残り100メートルからは馬場の真ん中に持ち出され、ラスト3ハロンはメンバー最速34秒5と、次位を1秒1も上回る豪脚を繰り出しトップでゴールに飛び込んだ。
菅原明良騎手は「内が開くのは分かっていたので、あの位置でじっくりとためて運びました。こんな馬場でしたが直線はすごい脚でした。こういう馬場もうまいんでしょうね」とねぎらった。
スポーツ報知