6週間の夏の函館開催が16日で終了し、2年目の
佐々木大輔(19=菊川)が18勝で初の函館騎手リーディングに輝いた。19歳での函館リーディングは84年の
グレード制導入後、
中舘英二(85年、当時20歳)の記録を更新する史上最年少記録だ。
「素直にうれしいです。トップジョッキーの方々がたくさんいる中で競馬に参加できたのは本当に良かった」
今週の最終週は未勝利だったが、前週までの貯金で逃げ切った。昨年まで3年連続函館リーディングを獲得していた
横山武史(14勝)に4勝差をつけた。
ルーキーだった昨年は9勝止まり。女性騎手年間最多となる51勝をマークした同期・
今村聖奈に注目が集まった。「昨年は同期の
今村聖奈に嫉妬しました」と言う19歳が2年目で大躍進だ。
この日は
JRA年間プロモーションキャラクターを務める長澤まさみが
函館記念の表彰式でプレ
ゼンターを務めた。佐々木を祝福するために残ってくれたファンに「長澤まさみさんが帰られて、みんなはけるのかなと思ったけど、最後まで残ってくださり、ありがとうございます」と感謝し、「これからも頑張ります」と力を込めていた。
スポニチ