◆第27回マーキュリーカップ・交流G3(7月17日、盛岡・ダート2000メートル)

　第27回マーキュリーカップ・Jpn3は17日、盛岡競馬場で全国の強豪13頭(JRA5、岩手5、他地区3)が2000メートルを争う。強力なJRA勢による上位争いになりそうで、中心に推すのはウィルソンテソーロ。ダートに使われてから6戦5勝で、前走のかきつばた記念・Jpn3をレコード勝ちと勢い十分。昨年の1、2着馬バーデンヴァイラー、テリオスベルなどを抑えて重賞連勝を狙う。

＜JRA勢の陣営コメント＞

　★羽月友調教師(サンライズホープ)「近走は馬場や枠がかみ合わず、力を出せていません。今回は馬群がばらけやすいダートグレードへ。良馬場でやりたい」

　★田島俊調教師(テリオスベル)「調子の上下動があまりなく、順調に調整できている。いい感じで臨めると思う。自分の形にもっていきたい。盛岡競馬場は悪くない」

　★斉藤崇調教師(バーデンヴァイラー)「前走は逃げられず、距離も長かった。ダートグレードならごちゃつかず競馬できるので、勝ち負けになる」

　★小手川準調教師(ウィルソンテソーロ)「前走は忙しかったけど能力で勝ち切ってくれた。2000メートルへの距離延長は大歓迎。ひと回り成長しているし、今後に向けて賞金を加算したい」

　★西園助手(メイショウフンジン)「今年に入って調教時計も出るようになり、力をつけています。前走より状態は良さそうで、直線で併せる形になれば」

スポーツ報知