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【マーキュリーCレース後コメント】ウィルソンテソーロ川田将雅騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2023年07月17日(月) 19時25分
 17日に盛岡競馬場(曇・重)で行われたダートグレード競走、第27回マーキュリーカップ(JpnIII・2000m)はJRAの1番人気ウィルソンテソーロが快勝した。道中5番手追走から、残り200mで逃げるテリオスベルをとらえて先頭に立ち、リードを広げて最後は4馬身差をつけた。勝ちタイムは2分1秒8、勝利騎手は川田将雅

 2コーナーでハナに立った4番人気テリオスベルが2着、3着は3番人気メイショウフンジン。去年の優勝馬バーデンヴァイラーは4着。上位はJRA勢が占め、地方勢は地元岩手のフレイムウィングスの6着が最高。

 ウィルソンテソーロは父キタサンブラック母チェストケローズ(母の父Uncle Mo)、4歳牡馬。JRA美浦・小手川準厩舎の管理馬。通算10戦6勝、前走のかきつばた記念に続きダートグレード連勝となった。

レース後のコメント

1着 ウィルソンテソーロ 川田将雅騎手
「無事に、いい内容で勝つことができて何よりです。まずはこの暑さのなか、レースの時間帯は多少涼しくはありましたが中間もだいぶ暑かったですし、その暑さがどう影響するのかということと、2000メートルでどれだけの内容で走れるのかというところに重きをおいての競馬でした。どちらもしっかりとこなしてくれて、いい内容で走れてホッとしています。

 1コーナーの入りで本人がもう少し行きたいと主張したので、そこは少し譲ってあげながら、リズムを取って、結果としてあの位置になりました。道中はとても雰囲気良く走ってこられましたし、手応え良く直線を向くことができたので、リズムよく加速しながらという直線でした。

 前回初めて乗せていただいて、とてもいい馬だと思いましたし、そこからもうひとつ中身的にダート馬としてしっかりしたなという印象を持つなかでの今日の内容だったので、安心して乗っていられました。ここから改めて、もうひとつ上のステージの強い馬とも戦える準備をしていけたらという思いです」

2着 テリオスベル 田島俊明調教師
「1-2コーナーで無理して外で自分の形に持ち込めて、あとは特に言うことなく力の限り走ってくれました。盛岡はスタートからの直線が長くて向正面も長く、こういう舞台は(競馬が)やりやすいです。賞金を加算できましたし、牝馬同士ならまた良いと思います」

3着 メイショウフンジン 酒井学騎手
「返し馬からいい意味で気合いが乗っていて、スタートしてからもスッと自分から(ハミを)噛んでくれました。テリオスベルが仕掛けて来るのはいつもの事ですし、出方を見ながらどこから来るかなと思っていました。後ろの馬に蓋をされてしまうのは避けたかったので、張りながら番手で運びました。向こう(テリオスベル)はしぶといですし、深追いしすぎずに行って、最後の直線も精一杯頑張ってくれました」

5着 サンライズホープ 幸英明騎手
「勝負どころでキックバックを嫌がって、気持ちが乗らない所があるのですが、上手くスイッチが入れば能力は足ります。最近は上手くスイッチを入れてあげる事が出来ていないので、そこだけです」

(取材:大関隼)

ラジオNIKKEI

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