「新馬戦」（２２日、福島）

　土曜福島６Ｒ（牝、芝１２００メートル）でデビューするセントメモリーズ（牝２歳、父エピファネイア、美浦・斎藤誠）の評判がいい。近親に１１年宝塚記念を制したアーネストリーがいる奥深い血統。１週前に美浦Ｗで６Ｆ８２秒７-３８秒６-１２秒１の好時計を記録すると、直前は馬なりで同６Ｆ８５秒２-４０秒０-１２秒９。併せ馬で楽々と３馬身先着を果たした。

　騎乗した石川は「気性は穏やか。乗り難しさは全然ない。スピードがあって、完成度が高い。スタートさえ互角に決められれば」と好ジャッジ。斎藤誠師も「お母さんは気難しかったようだが、この馬は程良い前向きさがある。最終週の馬場がどうかも、好勝負になると思います」とＶへの手応えを口にした。

提供：デイリースポーツ