中京11Rの
中京記念(3歳上・GIII・芝1600m)は伏兵
サブライムアンセム(牝4、栗東・
藤原英昭厩舎)で好配当を狙う。
昨年の
フィリーズレビューの覇者。その後は折り合いがついても、直線で前との差を詰められないレースが続いたが、前々走の
阪神牝馬Sが好位追走から2着。前々のポジションを取ることによって、新味を引き出すことに成功した。続く
ヴィクトリアマイルは出遅れて13着に終わったが、着差は僅かに0秒8。上がり3Fはメンバー中3位だったので、仮に五分に出ていれば…と思わせた。そのあたりはテン乗りだったことが影響した可能性もあるので、三浦騎手の継続騎乗となる点は大きなプラスになる。
今回はマイルの重賞にしては逃げ先行タイプが少なく、スタートさえ決めることができれば、ある程度の位置を取れるはず。ハンデの55kgも悪くない印象。初勝利を挙げた思い出の中京芝1600mで待望の重賞2勝目を期待したい。