7月22日の福島1R・2歳未勝利戦(芝1200メートル=15頭立て)は、1番人気の
オンザヴィーナス(牝2歳、美浦・
大和田成厩舎、父
ミッキーアイル)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分10秒2(良)。
ポンと好スタートを決めて、内から主張してきた2頭を前に行かせて、道中は好位3番手をキープ。きっちりと折り合い、直線では馬場の荒れていない外にスムーズに持ち出すと、2着の
マースフルガールに2馬身半差をつける完勝だった。
戸崎圭太騎手は「2戦目で少し気が入った感じでしたが、無駄のない走りでいいスピードを見せてくれました」と、勝利を振り返った。
大和田調教師は「(初戦と比べて)内容ががらっと良くなって、デビュー戦はスピード任せでしたが、今日は前を行く馬を見ながら競馬ができての完勝。味のある競馬をしてくれました」と、大きな収穫を口にした。今後はひとまず放牧で休ませて、秋の4回中山開催の芝1200戦での復帰をイメージしている。
スポーツ報知