デビュー3年目の
永島まなみ騎手(20)=栗東・高橋康厩舎=が22日、中京5Rの2歳新馬戦(芝1600メートル)で今年の
JRA21勝目を挙げ、自己最多となる昨年の勝ち星に早くも並んだ。
調教から「
バランスが良く、能力を感じていた」という4番人気
ルクスノア(牝、栗東・平田厩舎)で3番手から抜け出し、2着に3馬身差の快勝。自身通算4度目となる新馬戦Vを決めた。気のいい
オルフェーヴル産駒だけに、折り合いに気をつけての騎乗。1、2番人気に推された良血の
エヴァンスウィート、
マックスセレナーデを破り、「少し(ハミを)かんだけど、馬の後ろで我慢できました」と、満足そうにうなずいた。
3年目は2日の
CBC賞で重賞初騎乗(12着)を果たすなど、順調に
ステップアップしている。地方交流競走でも11勝を稼ぎ、平日の活躍も目立つ。23日も中京で7鞍に騎乗予定。2日連続の勝利で、一気の自己記録更新を狙う。(山下 優)
スポーツ報知