デビュー2年目の
佐々木大輔騎手が、
サトノセシル(牝7、美浦・
堀宣行厩舎)で
クイーンS(3歳上・GIII・芝1800m)に参戦する。
佐々木騎手はデビュー2年目の19歳。ルーキーイヤーの昨年は9勝に留まったが、今年は早くも37勝。16日まで開催された函館では18勝を挙げ、
横山武史騎手や
藤岡佑介騎手を抑えて、函館リーディングを獲得した。今最も勢いのある若手といっていいだろう。
自身3回目の
JRA重賞挑戦となる
クイーンSでは、
サトノセシルとコンビを組む。これまでにタイトル獲得こそないが、目下5戦続けて重賞で掲示板確保。
クイーンSも一昨年がクビ+クビ差の3着、昨年がハナ差の2着と相性がいい。
堀厩舎らしく大事に使われており、前走の
中山牝馬Sでも3着に健闘しているので、年齢的な衰えも皆無。騎乗騎手の中で最年少の19歳が、メンバー中最高齢の7歳馬をどう導くのか、大いに注目だ。