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藤田菜七子騎手は自身最多68勝を挙げる新潟で1年ぶりの重賞騎乗 コンビを組むチェアリングソングに「このメンバーでもやれそう」

スポーツ報知
  • 2023年07月28日(金) 10時48分
 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、今週開幕する新潟で9鞍(土曜3鞍、日曜6鞍)に騎乗する。

 今週から開幕する新潟は、自身最多となる68勝を挙げる好相性の舞台だ。「多くの騎乗依頼をいただき、ありがたいです。よりいっそう暑くなると思うので体調管理に努めて、ここでいい成績を上げたいという気持ちが強いです」。今年はこれまで6勝にとどまっているが、これから6週間で勝ち星を量産したいところだ。

 日曜11Rのアイビスサマーダッシュでは1年ぶりの重賞騎乗。パートナーのチェアリングソングとは約3年ぶりにコンビを組む。最終追い切りに騎乗し「追い切りの時計は予定より少し速くなってしまいましたが、中1週でも元気そうでした。決め手がある馬なのでこのメンバーでもやれそうな手応えはあります。状態はいいので、あとは枠と展開次第ですね」と好感触だ。

 日曜8Rのヨリノサファイヤはこれで3戦連続の騎乗。前走は中団の外めをリズム良く追走し、最後の直線ではしぶとく末脚を伸ばし鼻差2着と改めて力を示した。「中1週ですが体調は良さそうです。跳びが大きい馬なので、多少の距離ロスはあっても外めを回して、しっかり脚を使いたい。前走は悔しい思いをしたので、今回こそは」と力が入る。

 日曜12Rは3戦連続でコンビを組むキングクー。前走は南関東・大井に遠征したが、2番人気に支持されながらも7着に終わった。「交流戦の前走はゲートでつまずいてもったいなかったです。芝スタートの今回は大丈夫でしょう。このクラスでもやれる力はあるはずです」と改めて。

 日曜3Rはテマリに新馬戦以来の実戦騎乗となる。この中間は調教でコンタクトを図った。「条件を問わず頑張って走ってくれる馬ですし、芝の長いところでやれる雰囲気があります。けいこでブリンカーを着けたら最後まで集中して走れて効果を感じられました。競馬でもいい方向に出て、集中力を増して走れれば」と変身に期待する。

【土曜新潟】

3Rオブリージュ(牡3歳、美浦・深山雅史厩舎、父パドトロワ)

8Rカレンハサウェイ(牝3歳、栗東・安田隆行厩舎、父ディープブリランテ)

12Rタイキバンディエラ(牡4歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父キズナ)

【日曜新潟】

3Rテマリ(牝3歳、美浦・深山雅史厩舎父マジェスティックウォリア)

7Rサイレンスゴールド(牡3歳、栗東・杉山佳明厩舎、父コパノリッキー)

8Rヨリノサファイヤ(牝3歳、美浦・根本康広厩舎、父コパノリッキー)

9Rベストクィーン(牝7歳、美浦・南田美知雄厩舎父スクリーンヒーロー)

11Rチェアリングソング(牡6歳、美浦・青木孝文厩舎父マツリダゴッホ)

12Rキングクー(牡4歳、美浦・根本康広厩舎、父ロードカナロア)

スポーツ報知

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