JRAは29日、服部利之調教師が28日に病気のため死去したと発表した。享年65。葬儀等は家族葬として執り行われる。
服部師は1984年、父・服部正利厩舎で厩務員、調教助手となり、88年に目野哲也厩舎へ移籍。その後、調教師免許を取得して99年に開業。2005年のJBCス
プリントを皮切りに、統一ダートG1を7勝した
ブルーコンコルドなどを送り出した。JRA通算209勝、地方29勝。
ブルーコンコルドの主戦を務めた
幸英明騎手は「
ブルーコンコルドも
セイクリムズンもそうですが、服部先生じゃなければもっと早く降ろされていたと思います。失敗したレースもたくさんあった中で、ずっと乗せ続けてもらいましたし、勉強になりました。感謝しかないですね。時に厳しいところもありましたが、普段は優しい方。体調が思わしくないのは知っていましたけど、厩舎の馬が(先週)勝ってもいましたし、陰ながら応援させてもらっていたのですが…」と故人を悼んだ。
提供:デイリースポーツ