今村聖奈騎手(19)=栗東・寺島=が30日、新潟2Rを5番人気
ホルトバージ(牡2歳、栗東・寺島)で制し、2週連続Vを飾った。今年のJRA19勝目で、同通算70勝目。
道中は中団で脚を温存。直線で
川田将雅騎手騎乗の
ウインアクトゥールとのたたき合いを首差で制した。聖奈は「馬がすごく頑張ってくれたと思うんですけど、直線苦しくなって左にモタれてしまって、将雅さんにご迷惑を掛けた点は反省すべきだと思います」と謝罪。「初戦のレース的に真後ろで我慢して脚をため、最後の直線脚を使う競馬ができていたのが、今回につながったのかなと思います」と勝因を挙げた。
「これから楽しみな馬で、まだまだ体が緩いところがあるので、もっともっとこれから良くなると思います。(オーナーの)YGG(ホースクラブ)さんにはデビューした時からずっと乗せてもらって、この馬のお姉ちゃんである
ミーナ(
ティエルナ)という馬は勝たしてあげることができなかったので、ずっと依頼してくださっている方の馬で勝つことができてすごくうれしく思います」と感謝しきり。「2場開催で一番
バックアップしてくれている寺島厩舎の馬で勝つことができてうれしいです。メインがあるので頑張ります」と、同じく自厩舎の
メディーヴァル(牡5歳)で挑むアイビスサマーダッシュに向け、意気込みを新たにしていた。
提供:デイリースポーツ