「
クイーンS・G3」(30日、札幌)
1番人気の
ドゥーラが直線外を伸びて、昨年9月の
札幌2歳Sに続く重賞2勝目を飾った。勝ち時計は1分46秒7(良)。2着に9番人気の
ウインピクシス、3着に3番人気の
コスタボニータが入った。重賞初挑戦となる
古川奈穂が騎乗した
グランスラムアスク(12番人気)は最下位の14着だった。
札幌2歳Sを制した斎藤とのコンビで臨んだ
オークス3着馬。道中は中団外に陣取り、直線では余裕を持って力強く伸びた。
コンビ6戦3勝とした斎藤は「牧場でもいろいろしてくれて、函館に入厩した時は馬ができている状態でした。すごく調整はうまくいきました。正直、自信を持って“
ドゥーラが一番強いぞ”と思って乗りました」と納得の表情。相性のいい札幌で重賞2勝目を完勝。「
オークス3着で、
クイーンSを勝ち、この世代で力があることを証明できました。秋に向けて恥ずかしくない競馬を僕自身も
ドゥーラと歩んで行きたい」と秋の3冠最終戦へ意気込みを口にした。
提供:デイリースポーツ