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【AI予想・レパードS】混戦ムード漂う3歳馬限定のダート重賞! 前走の人気、4角での位置取りには要注意

  • 2023年07月31日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日にレパードステークス(GIII)とエルムS(GIII)が行われます。その中から新潟競馬場で行われるレパードSを取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年のレパードSにおける前走人気別成績を見ると、前走で5番人気以内の支持を集めていた馬が7勝2着10回3着8回と圧倒的な成績を残していますので、前走である程度の人気を集めている事がレパードSで好走するためには重要と言えそうです。ただし、前走6番人気以下だった馬でもその前走がオープン以上のレースだった場合は、上位争いに食い込む可能性があるので注意したいところです。

 続いては、過去10年のレパードSで好走した馬の前走4角の位置取りについてです。過去10年のレパードSでは前走4角7番手以内だった馬が6勝2着9回3着8回の成績となっています。過去10年のレパードSでは4角を7番手以内で通過した馬に良績が集中していますので、前走で同じような競馬を経験している事が活きてくると考えられます。

 それでは早速ですが、今週のレパードSでAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆ダート重賞初挑戦でも侮れない本命候補

クールミラボー

 本馬はここまで6戦2勝2着2回3着1回の成績ですが、ダートに限れば4戦2勝2着2回と底を見せていません。前走の加古川特別(2勝クラス)では出遅れて後方からの競馬になった事や、終始外々を回され距離ロスの多かった事が響き2着に敗れています。しかし、直線に入ってからの伸び脚は際立っていましたし、負けはしたものの内容は非常に優秀だったと言えます。

 本馬はこれまでの勝ち鞍を全てダートで挙げていますので、芝よりもダートの適性が高いのは明らかです。ただ、芝でもきさらぎ賞(GIII)で3着と好走していますし、若葉S(L)では日本ダービー(GI)3着馬のハーツコンチェルトと僅差の競馬をしています。ダートよりも適性が劣ると思われる芝でもある程度の結果が残せているのは本馬の能力が高いからではないでしょうか。ポテンシャルは相当に高いですし、得意のダートならば重賞を勝っても何ら不思議はないと言えます。

エクロジャイト

 デビューからしばらくはダート1400m以下を中心に使われていました。しかし、3戦目のダート1400mで行われたオキザリス賞 (1勝クラス)で14着に大敗後は、ダート1600m以上に活路を見出します。4戦目にはダート1800mの1勝クラスに出走し1着となり、その後はダート1600mのヒヤシンスS(L)で3着、ダート1800mの鳳雛S(L)で1着と安定した走りを見せています。

 今回は重賞初出走となりますが、先述したヒヤシンスSでは今年のユニコーンS(GIII)を勝利したペリエールと差のない競馬をしていますし、ゴライコウオマツリオトコなどの重賞で活躍している馬には先着しています。重賞でも通用する能力があるのは明らかですし、レパードSでも好勝負になる可能性は高いと言えるのではないでしょうか。

アクションプラン

 デビューしてから勝ち上がるのに時間を要した本馬ですが、7戦目の未勝利戦で2着に5馬身差をつける圧勝で初勝利を挙げます。昇級初戦となった2走前のダート1600mで行われた1勝クラスでは5着に敗れますが、本馬はそれまで芝、ダートの1800mで走った経験しか持っていませんでしたので、初めての距離に戸惑って力を出し切れなかった事が敗因として考えられます。前走は2走前と同じダート1600mに出走し危なげなく勝利。一度経験した距離であっさりと勝つあたりに、本馬の学習能力の高さが窺えます。

 本馬はこれまでに9戦し、その内の6戦が今回のレパードSと同じダート1800mに使われています。この距離で走った経験が豊富というのはひとつの武器と言えます。重賞には初めての出走となりますが、これまでに培った距離経験を活かせれば上位争いに食い込んでくる可能性もありそうです。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

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