先週の新潟では計4鞍のメイクデビューが行われ、東西が各2勝で分け合った。このニュースでも取り上げた
カンティアーモは新潟の芝1800mの2歳コースレコードを更新。今後の成長に期待が高まる。今週も新潟と札幌の2場開催。新潟では同じく土日で計4鞍が組まれており、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。
【8月5日(土) 新潟芝1800m】
◆
コガネノソラ(牝、父
ゴールドシップ、
母マイネヒメル、美浦・
菊沢隆徳厩舎)
母は同厩舎で管理され、芝1600〜1800mで4勝。叔父に
ウインマーレライ(
ラジオNIKKEI賞)、叔母に
ウインマリリン(
香港ヴァーズ、
オールカマー、
日経賞、
フローラS)がいる。「小柄な牝馬で動きはいい。ゆったりと走れる距離が良さそう」と
菊沢隆徳調教師。鞍上は
柴田大知騎手が予定されている。
【8月5日(土) 新潟芝1600m(牝馬)】
◆
イーストウィッチ(牝、
父ハーツクライ、
母イースト、美浦・
蛯名正義厩舎)
母は仏G3
トーマスブライアン賞(芝1400m)を勝っており、仏1000ギニー3着、BCジュヴェ
ナイルフィリーズターフ2着の戦歴。この馬が初仔になる。「だいぶ体力的にはしっかりしてきたし、ひと追い毎に良くなっている。軽い芝で良さそう」と
蛯名正義調教師。鞍上は
石川裕紀人騎手が予定されている。
【8月6日(日) 新潟芝1600m】
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レッドレナート(牡、父
レッドファルクス、
母マレーナ、美浦・
手塚貴久厩舎)
母は同厩舎で管理され、ダートで3勝。2歳上の半兄
レッドゲイル(現オープン)も同厩舎で管理されており、ダートで4勝と活躍中だ。叔父には
アウトライアーズ(
スプリングS2着、
小倉記念3着)がいる。「馬っぷりはいい。まだ緩いけど、折り合いの問題はないし、平均的に脚を使う感じのタイプ。まずは芝で見てみたい」と
手塚貴久調教師。鞍上は
岩田望来騎手が予定されている。
【8月5日(土) 札幌芝1200m】
◆
ゴールデンスイープ(牝、父
レッドファルクス、
母シャリオドール、美浦・
黒岩陽一厩舎)
祖母の
サプレザは英G1
サンチャリオットSを3連覇。半兄に
オニャンコポン(
京成杯)、叔父に
サトノインプレッサ(
毎日杯)がいる。「小柄な牝馬で気がいいし、仕上がり早のタイプ。初戦から自分の力は出せそうです」と
黒岩陽一調教師。鞍上は
佐々木大輔騎手が予定されている。
(取材・文:竹之内元)