斎藤誠調教師と
斎藤新騎手の父子タッグが、
エルムステークス(3歳上・GIII・ダ1700m) の
ワールドタキオン(牡5、美浦・
斎藤誠厩舎)で重賞初制覇を目指す。
ワールドタキオンは父
アジアエクスプレス、
母アナコンダ、母の
父フサイチコンコルドの血統。以前の
JRA在籍時は僅か1戦で抹消となったが、1年の休養を経て園田で復帰。8戦4勝の成績を残して
JRAに再転入すると、そこから1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと圧巻の3連勝。今回は重賞初挑戦となるが、未知の魅力は十分。一気の相手強化でも、決して侮れない存在だ。
アジアエクスプレス産駒はこれまで
JRA重賞に3頭が挑み、先週の
アイビスSDの
メディーヴァルの8着が最高着順。また、
斎藤誠調教師と
斎藤新騎手の父子タッグは、これまで
JRAで33勝を挙げているが、重賞では8戦して20年
葵Sの
ワンスカイの3着が最高着順となっている。ここで待望の重賞初制覇を期待したい。