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レパードS・G3」(6日、新潟)
重賞初制覇を目指す
エクロジャイトが2日に栗東CWでシャープな動きを見せた。猛暑の中を軽快にスピードアップして6F83秒3。ラスト1Fも持ったままで11秒9をマークして好調を伝えた。
「イメージした通り。ケイコはそこまで動くタイプではなく、攻め駆けはしませんから83秒3なら上等ですよ」。見届けた安田隆師がうなずいた。
ここまで6戦3勝と勝率5割。未完成の馬体と気性面の難しさが災いして思わぬ凡走を喫したこともある。だが3走前からブリンカーを装着し、パフォーマンスが安定。前走の鳳雛Sは好スタートから二の脚もしっかりと付き、快勝を収めた。
「前走を見ても分かるように単騎(逃げ)が理想ですね。その意味では、1800メートルの方が位置を取りやすい」。今回は前走に続いて指揮官がベストと伝える1800メートル。2戦2勝の得意距離で自然と力も入る。
「本当に良くなるのは秋だと思っていましたが、(実戦を)使いながら成長してきましたね。3歳馬同士ですから。今のうちに賞金を加算しておきたい」と指揮官は期待を膨らませる。実りの秋へとつなげるためにも、このタイトルは譲れない。
提供:デイリースポーツ