“バラ一族”の
ローザサンリヴァル(牡2歳、栗東・
高野友和厩舎、父
ルーラーシップ)が8月6日の新潟5R(芝1600メートル)でデビューする。昨年の
秋華賞馬
スタニングローズの半弟で、叔父にG1・2勝の
ローズキングダムがいる。半姉も管理する高野調教師は「時計は出していないが、馬の素質と普段の馬群調教が競馬に生きるのでは」と期待を寄せる。
先週は栗東・坂路で55秒4―12秒2、今週は56秒2―12秒4。速いタイムではないが、指揮官は「夏場なので調教で目立つことをせずに、丁寧に淡々と乗りました」と説明。仕上げに不安はない。
半姉の背中も知る坂井は、2週連続で追い切りに騎乗。「
スタニングローズより跳びが大きくてゆったり走る。でも、加速の仕方は似ている」と2頭を比較する。鞍上は「楽しみ。いい馬だと思う」と手応え十分だ。
スポーツ報知