◆第28回
エルムS・G3(8月6日、札幌・ダート1700メートル=不良)
4〜7歳の牡馬14頭が参戦したダート戦は、6番人気の
セキフウ(4歳、栗東・
武幸四郎厩舎、
父ヘニーヒューズ)が21年の交流G2・
兵庫ジュニアグランプリ以来14戦ぶりの復活勝利で、同レース以来となる重賞2勝目、
JRAでは同初勝利を挙げた。
武豊騎手は
バトルラインに騎乗した97年の第2回以来26年ぶりの2勝目。弟・幸四郎調教師との兄弟タッグでは、2021年の
ファンタジーS(
ウォーターナビレラ)、今年1月の
シンザン記念(
ライトクオンタム)に続く3つめのタイトルとなった。
勝ち時計は1分42秒8。2着は4番人気の
ワールドタキオン(
斎藤新騎手)、3着は10番人気の
ロッシュローブ(
浜中俊騎手)だった。
武豊騎手「強かったですね。少しもまれ弱いのかなと思ったので、最後は外に出したかった。前が速くなりそうなメンバーだったのでマイペースで行きたかったんですが、非常に乗りやすい馬で楽に追走できた。手応えも良かったですね。きょうの感じなら、すごくいい脚を使ったし、まだまだやれるんじゃないか。僕も久々に重賞を勝ってすごくうれしい」
スポーツ報知