◆第58回
関屋記念・G3(8月13日、新潟競馬場・芝1600メートル)=8月7日、美浦トレセン
9戦目で初めて芝に挑戦する
コンシリエーレ(牡4歳、美浦・
稲垣幸雄厩舎、父
ドレフォン)に不気味な雰囲気が漂う。昨年2月にはサウジダービー・G3で3着に入った実績馬。その後は
兵庫チャンピオンシップ3着を経て、東京のダート1600メートル戦での条件戦を連勝。次走の
オアシスS・リステッドも快勝し、連勝を3に延ばした。前走の
さきたま杯こそ5着に敗れたものの、その高い将来性が注目を集めている。
しかし、今回は一転して芝のマイル重賞に投入される。稲垣調教師は「この馬は東京マイルが一番適していると思いますが、夏場は番組がないので、同じワンターンのマイル戦ということでここにチャレンジします。芝スタートの東京マイルでゲートを出てからの走りはいいなという認識でみています」と参戦の経緯を説明。「面白いチャレンジだと思っています。これをきっかけに選択肢が広がれば」と色気を十分に持っての出走だ。
スポーツ報知