ベテランの
和田竜二騎手が
小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)の
ワンダフルタウン(牡5、栗東・
高橋義忠厩舎)で4年連続の
JRA重賞制覇を狙う。
和田竜二騎手は96年デビューの46歳。これまでにGI8勝を含む
JRA重賞50勝を挙げている。しかし、今年の
JRA重賞には30回騎乗して、
天皇賞(春)の
ディープボンドと
マーメイドSの
ウインマイティーで2回ある2着が最高。20年から続いている連続年
JRA重賞制覇の継続に黄信号がともっている。
小倉記念では
ワンダフルタウンとコンビを組む。一昨年の
青葉賞の覇者。その後は大スランプに陥っていたが、前走の
鳴尾記念では中団から伸びて0秒2差の4着に健闘。2年1カ月ぶりの掲示板確保で復調を示した。迎える今回、当時の5着馬
マリアエレーナが中心視されるメンバー構成なら、十分に勝ち負けになっていい。
和田竜二騎手にとって、
小倉記念は14年に
サトノノブレス、16年に
クランモンタナで制した相性のいいレース。真夏の暑さに負けず、今度こそ待望の重賞制覇といきたい。