05年の
フェブラリーSを勝った
メイショウボーラー(牡6、栗東・白井寿昭厩舎)が現役を引退し、来年から北海道浦河の
イーストスタッドで種牡馬入りすることがわかった。
メイショウボーラーは、
父タイキシャトル、
母ナイスレイズ(
母の
父Storm Cat)という血統。半弟に同厩で
JRA現5勝の
メイショウトッパー(牡4、
父テイエムオペラオー)がいる。
03年7月のデビューから
小倉2歳S(GIII)、
デイリー杯2歳S(GII)を含む4連勝。
朝日杯FS(GI)はクビ差の2着に惜敗し、3歳時も
皐月賞(GI)3着、
NHKマイルC(GI)3着など勝ち星を挙げることはできなかったが、初ダートとなった
ガーネットS(GIII)を快勝すると、
根岸S(GIII)圧勝から臨んだ
フェブラリーS(GI)をレコードで逃げ切り、3連勝で初のGIタイトルを手にした。その後は勝ち星から遠ざかるも、昨年の
スプリンターズS(GI)では10番人気ながら2着に好走するなど、短距離戦を中心に出走。昨年の
香港スプリント(香G1-競走中止)以来約9か月半ぶりとなった
スプリンターズS・15着が最後のレースとなった。通算成績29戦7勝(うち地方5戦0勝、海外1戦0勝、重賞5勝)。