昨年の
菊花賞を制した
アスクビクターモア(牡4=田村)が放牧先で熱中症による多臓器不全で急死した。
JRAが9日、発表した。8日付けで競走馬登録を抹消した。
現役G1馬の放牧先での悲劇に、X(旧ツイッター)でも「
アスクビクターモア」がトレンド入り。「すごい好きだったから悲しい」「引退でもいいから生きてて欲しかった…」「どうか安らかに」「まだまだこれからやったのに残念すぎる」「
弥生賞、クラシックでの雄姿が忘れられない…」など競馬ファンからの悼む声が相次いだ。
アスクビクターモアは
父ディープインパクト、
母カルティカ(母の父レインボウク
エスト)の血統で、21年6月の2歳新馬でデビュー。初戦は3着だったが、続く未勝利戦で初勝利を挙げると、22年のG2・
弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇。
皐月賞5着、
日本ダービーは3着だったが、クラシック最終戦の
菊花賞を制した。
スポニチ